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〇 シ ャ ン ト 管 理 に つ い て

 血液透析は、体内から血液を取り出し、浄化した後再び体内へ戻す治療であり、反復して治療を行うためにバスキュラーアクセスが必要です。
 バスキュラーアクセスの主流は内シャントであり、シャントを良好に保つ事は透析を円滑に行う為に非常に重要です。その為、シャントは透析患者様の命綱と言われております。
当院では、新規のシャント造設又は再建(自己血管、または人工血管)、狭窄・閉塞に対するカテーテル治療(VAIVT)、シャント瘤やシャント感染に対する手術等を行っております。
シャントを長期間使用するためには、閉塞や狭窄の早期発見と治療が有効で、VAIVTが治療の第一選択となります。
当院においても、シャント温存の為にVAIVTに力を入れております。
 シャント温存の為には、シャント音の変化、シャント血管のくびれや硬化、張りの低下、脱血不良、静脈圧上昇、穿刺困難等、異常を見逃さず、必要に応じて治療をする事が大切です。
シャントを長持ちさせる為には、患者様の自己管理も非常に重要となります。
当院でシャント手術を行った患者様については、難聴の方を除き全員聴診器を買っていただき、自己管理を徹底して頂く様、指導しております。
 
■シャント管理の主な注意点は以下の通りです。
1.毎日シャント音を確認し、清潔な手でシャント血管を触れ、振動(スリル)を確認し、またくびれや硬いところ等が無いか確認しましょう。
2.長時間、シャント血管を圧迫しない様にしましょう。
3.腕や手首を締めつける下着は着ない様にしましょう。
4.シャント部は清潔に保ち、傷つけたり強打したりしないように気をつけましょう。
5.シャント音やスリルが弱くなったり消失した時、シャント血管のくびれや硬化、痛み、発赤、腫れ、次の症状が現れた場合は、透析室スタッフに早めに相談しましょう
 
腎・泌尿器科 鎌田 竜彦
聴診器で音を聞き、問題がないか確認をしています。
動脈と静脈をつなぎ合わせた内シャントです。患者様の前腕に作り、人工透析(血液透析)の際に、体内の老廃物を体外へ流す役割を果たします。
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